2015年11月03日

11/03 恵比寿で 「硯職人」 に出会った 紫雲石硯


= 恵比寿で 「硯職人」 に出会った= 紫雲石硯

 今日11月3日まで東京恵比寿三越で開催されているイベント
「一関&平泉フェア」。

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食べ物と出し物(鹿踊など)に目を奪われていたが、実は奥の
深い展示が三越館内で行なわれていた。場所は三越デパートの
地下1階。

地下1階の奥は隣の建物の記念館とつながっている。その記念館
とは恵比寿の地名にもなった有名ビール、エビスビールの記念館だ。

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そう、三越のとなりはサッポロビールの本社ビルだった。
その本社ビル地下にある記念館と三越が接する通路に、岩手一関
の観光案内所が設置されていた(フェア期間中)。

店の賑わいから少々距離はあるが、それでもしっかり観光PRの
責務を果たしている。

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その案内所に展示されていたのが、今回紹介する 「 硯 (すずり)」。

岩手で硯の石が採れる。その石の名は「紫雲石」(しうんせき)。
岩手県一関市は紫雲石が採石できる日本最北端の地とのことだ。

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紫雲石とは岩手県一関市東山町の山間から産出する石で、小豆色
の地色に紫色の模様が雲のように浮かび上がる。

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硯として石の目が細かい性質から、墨との相性もとても良い石
だという。

そのことは佐藤さんに聞いた。

佐藤さん?

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硯展示ブースの傍らに静かに佇んでいるのが佐藤さん。

写真のお顔は本人の希望があり、マスクを被っていただいた。
決して、このマスク姿で座っているわけではないので悪しからず。

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佐藤さんって誰だ?という疑問も、その出で立ちを見れば職人
さんだと想像できる。

実際に佐藤さんは裏切らない。
佐藤さんは「岩手一関紫雲石硯」を製作する硯職人だ。

佐藤さんは硯を手に、紫の雲を教えてくれた。

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「うむ。確かに雲が入っている。硯って奥がふかいなぁ・・」
などと独り言を呟く筆者。

佐藤さんは岩手一関紫雲石硯職人の6代目かつ4代目。
え?どういうこと?という質問は
佐藤さんに直接聞いていただければと思う。

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佐藤さんはブースに置いていた本の中の地図を指し

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「ここが東山です。この山で石を採ります・・・」
「この石のいいところは・・・・難しいのは・・・」

楽しい。

自分(筆者)の知らない話が次から次へと溢れるように
佐藤さんの口から飛び出してくる。

いい年をして、それなりに色々と知識は積んでいる筆者
だが、それでも知らないことは山ほどある。
それを知ることができることは、とても楽しい。
筆者の頭の中にある知識棚に、新刊本が一冊、二冊・・・と
並ぶのである。


めだか米の藤江さんの話も素敵だ。紫雲石硯の佐藤さん
の話も素敵だ。日本はこんなに素敵な人たちで構成され
ているんだと楽しくて胸が熱くなるのだ。
日本っていいなぁと。

筆者が勝手にチョイスしている
「生きているうちに観たい、私の日本100選」。
長野県飯田市の「飯田お練りまつり」に続き、ここ、
岩手県一関市東山を加えることにした。

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そして東山に行って、佐藤さんにご挨拶をしようと思う。


ちなみに上の写真、鐵治さんは佐藤さんの父親。5代目で
3代目だ。


・・・・ スタッフ I







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posted by JN01 at 14:44| 日記