観光と時の流れと数字 1
2015年もすでに6月。時の速さにはほとほと参ってしまう。
人生の折り返しを過ぎ、中年世代という大海でのんびり小舟を
漕いでいる筆者にも、この「時(時間)」という荒波は容赦なく
押し寄せている。

何が一番閉口するかといえば、それは老化。我が顔面に
深く刻まれているホウレイ線などはその最たるものだ。
ホウレイ線。
医学的には「鼻唇溝」と呼ぶようだが、ただでさえパッと
しない顔が、このホウレイ線のおかげで見事なまでに冴え
なくなってしまっている。
街なかを歩いているとき、ショーウインドーに映る自分
の姿を見て自分と認識できない時がある。どこぞのおじ
さんがいる・・・・・。
そんなボケボケの自分がいることに、悲しいかな時の流
れを感じてしまう。
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ある日。ふと、手元にあったメモをめくっていると、殴り
書きの数字が目に飛び込んできた。
2009年の走り書きのメモのようだ。
「時の流れ」といえば、数字も一緒に押し流していくもの
だということを思い出した。
さてさてこの数字、一体なにを書き記していたのだろうか。
65↑
1950 20 → 1
2010 20 → 4
2035 20 → 7
2958万
570万
30 -178 15
40 225 30
50 1150 30
60 2071 26
2291 20
「観光」に関わる話を綴っている本サイトとしては、
やはりそのあたりに絡んだ数字であることには間違いない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー・・・・・つづく
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