2015年03月23日

3/23 妖怪観光を探る_3 (スタッフ日記)


私は妖怪を見た。というよりも私の目の前に妖怪が立っていた。

その妖怪の名前を私は知っていた。
妖怪の名は 「日和坊 (ひよりぼう)」という

    terux2boy02.gif


出会ったのは夏の北海道だった。

妖怪ならば、岩手県の遠野市や東京調布市、あるいは鳥取の境港などと
いう名所がしっくりくるかも知れない。ましてや、妖怪日和坊は常陸国の
妖怪だともいうではないか。なのに、緑あふれる大自然の地、北海道で、
妖怪 日和坊に出会ってしまったとは。

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かつて、J R が国鉄と呼ばれていた頃。北海道の道北に「深名線」という
路線があった。廃線となったのは国鉄が民営化してからなのだが、
当時、ディーゼルの車両が1両〜3両編成で単線を走る、かなり可愛らしい
ローカル路線だった。

その深名線の途中にある「湖畔」駅で下車。そこから15分も歩くと
道北最大の人造湖「朱鞠内湖」の湖畔にたどりつく。

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周囲40qと今は言われているようだ。

実は30数年前のこの当時、観光資料には「周囲98q」と案内されていた。地図
にもそう記されていた記憶がある。なのに今は40qだという。

試しに地図上の朱鞠内湖の縁を測ってみたが、40qでは湖の半分にも届かない。
どうして周囲40qと表記されているのだろう。計画値なのだろうか、それとも
渇水時の水位で計測し直したのだろうか? 妖怪以上に謎といえば謎である。

ところで、このあたりは《 極寒の地 》と呼ばれている。

先ほどの深名線湖畔駅から湖を挟んだ対面に「母子里」という土地がある。
そこが日本最寒記録、摂氏 -41.2℃を記録した文字どおり日本最寒の地だ。

そんな最寒の地にある湖を 2年続けて訪れたことがある。
30年以上も昔の夏のこと。湖畔にテントを張りながら魚釣りをしていた。

2年目のことだ。

その年の夏、北海道は暑かった。本州のような湿度がないだけで、
極寒の地であっても真夏の気温はしっかりと上がった。

ところが、この湖畔一帯は日暮れから明け方にかけて驚くほど寒くなる。
8月に入ったばかりだというのに長袖の上着を着こまなければならない。
しっかり着込んで寝袋に入らなければ、身体は寒さにガタガタと震えてしまう。
昼間の暑さが嘘のように思えるが、それも北海道という大自然のひとコマだ。

寒い夜が終われば朝が訪れる。その日も朱鞠内湖に朝が訪れた。


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その朝、いよいよ私は妖怪日和坊と対面することになる。

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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー スタッフ: I


posted by JN01 at 00:00| 日記